梨と現実
友達に紹介された男の子と
映画に行った。
行ったにもかかわらず、
話が弾まなくて、
後半はずっと、
昨日おばあちゃんちでもらった梨を
バーに持っていって
マスターにあげよう、
てことばっかり考えていた。
梨がすきだからなー、あの人は。
と思って
思い出し笑いまでするしまつだった。
帰ってきたら
さっそくお風呂に入って
なしを携えて
バーに勇んで出かけたけれど
バーはあいていなかった。
なんか、神さまに
「現実から逃げるな!」と言われている気がしました。